2020/12/7 更新

チーザーさん「ココナラは、心と心のつながりができる”ホッとできる場所” 」

3,504 view

今回はココナラでサービスを出品しながら、Twitterでココナラ出品者にも役立つ「お仕事のコツ」を発信されている「チーザー」さんに、お話を伺いました。

お名前チーザーさん
ココナラ登録時期2013年3月
主な出品カテゴリ文章・キャッチコピー、ビジネス、キャリア・就職・資格 など
人気サービス 代表挨拶/プロフィール文等のご依頼お待ちしています 【オーダーメイド・ライティング】”一点ものの文章”をお届け

チーザーさんについて

普段はどんなお仕事・活動をされていますか?

フリーランス(文筆業)として活動しており、新規事業の立ち上げや事業見直しに関する相談など、コンサル的要素が強い案件も多く受注しています。

加えて、ココナラ名義のチーザーを”諦めないアナタを応援する”プロジェクトとして掲げ、Twitterでお仕事のコツを「オシゴトTips」として発信しています。

現在Tipsは200件(2017年9月現在)ほど公開しており、「少しでも多くの方に普段お話していることをシェアする中で、まだ見ぬ誰かの一歩につながれば」という気持ちで発信しています。

私がまとめていることは、仕事を通じ学んだこと・教えていただいたことが多いのですが…「本気で諦めたくない!と願う誰か」に、この記事を読んでいるたった一人でも届くことがあるなら、とっても嬉しいです。(^o^)v

ココナラで提供中のサービスについて教えてください

主にライティング系と相談系を出品しています。

特にライティング系については、多くのサービスを出品していますが…実は「ライティング(文章力・表現力)」という1つのスキルを、”販売する相手のお客様の特性に合わせてアレンジ”しただけなんです。^^;

▼ 「オシゴトTips」より Tips画像:スキルの商品化について (*編集コメント:こちらのスライド画像は同じくココナラ出品者の「mabu(マブ)」さんに制作いただいたそうです!)

例えば私のサービスでは、「オーダーメイド・ライティング」がダントツの人気です。実はこのサービスへの受注/お問い合わせをキッカケに、ビジネス利用向けに絞ったサービスも出品したところ、こちらも多くの方から好評をいただいています。

» チーザーさんの出品サービス一覧はこちら

ココナラを始めた当時について

「ココナラでの活動をはじめられたきっかけ」について教えてください

ライティング系の出品:言葉が持つ力を試したい

日本で暮らしていると、皆、ある程度のレベルで読み書きはできるのですが、十分に相手に伝わる書き方や話し方ということについては、あまり学習・練習する機会が少ないように感じていました。

また、今はワードプレスのテンプレートを有料・無料問わず入手して、素人でも即、見栄えの良いサイトをつくる事もできますし、サイトの設置代行をしている方も沢山いらっしゃいます。

そのような現状を目にしていて、それっぽい言葉を並べて、”なんとなくかっこいい感じにサイトを仕上げる”という、効率重視・内容より見た目という考えを覆したいという気持ちがありました。

一言で表現すれば、”言葉の持つ力を試したい”というのが、ライティング関連サービス出品の根底にある想いです。

相談系のサービス:諦める人の絶対数を減らしたい

相談系の出品をする理由は、やはり「諦める人を、少しでも減らしたい。そのために、私ができることがないだろうか?」という考えに尽きますね。

実は、私自身が働き方や生き方という部分で、深く悩んだ時期がありました。でも、ほんの少しの後押しで、人はいくらでも変われるし、諦める必要のない人だって沢山いるはずだと信じています。

なので、悩んでいたときに感じていたことを思い返しながら、相談者様のペースでワークや各種情報の提供も行うことで、可能な限り、短期間で変化を感じていただくようにしています。

特に転職やお仕事お悩み相談では、仕事を通じて学んだこと、先輩経営者の方々から教えていただいたことなどをシェアするような気持ちで、時間の許す限り、丁寧なフィードバックを心がけています。

初めてサービスが売れたのは、登録してからいつ頃だったのでしょうか?

有料で初めて売れたのは、登録から約1ヵ月後でした。

最初は採算度外視で、とにかく満足度を重視していた

ココナラをはじめたばかりの頃は、とにかく満足度を下げないことを意識して、採算度外視で”お客様が満足されたら、トークルームをクローズする”というスタイルを採っていました。

ケースによっては、ココナラの仕組み・PCの使い方などからレクチャーが必要など、普段の仕事とは違うアプローチが求められることも多く、試行錯誤の連続でした。少し時間はかかりましたが、説明などは引用しながら効率化を図り、作業負担を減らしつつ、満足度も下げず…というように工夫して、対応のフローを確立させていきました。

チーザーさんに寄せられたお客様のレビュー (*編集コメント:こちらの画像は同じくココナラ出品者の「さくら怜音」さんに制作いただいたそうです!)

「今後の活動のための修行期間」と捉えていた

初期の頃は、あまりココナラでは収益的な点は意識せず、ネットに詳しくない層、普段ご一緒にお仕事しない層のニーズを知ることも重視していました。

数年後の自分のビジネスを考えた時に、今までとは違う感覚・価値観を知り、それに適応させていくというのは必要なことだと思っていたからです。だから、一種の修行期間だという気持ちで、あまり高単価メニューを出せなかった時期でも続けてこれたのだと思います。

ココナラでの活動について

ココナラの販売では、どんなことを工夫されていますか?

メッセージは、基本的にスマホで打たない

メッセージは基本的に、スマホで打たないようにしています。私自身が焦ってミスしてしまう&実はスマホが苦手というのもありますが、限られた時間でもしっかりとお返事できるように、上手に時間を調整して長文&内容の濃いメッセージを心がけています。

また、お気に入り登録や購入後の評価に対するお礼DMなども、可能な限り送らせていただくようにしています。

お客様について、しっかりとリサーチする

それほど特別なことではないかもしれませんが、お客様のWebサイトがある場合、またブログやSNSがある時は、可能な限り読み、その上で提案などをさせていただきます。なかなか時間がなくても、他案件の合間を縫ってスキマ時間にリサーチを重ね、提案を練り、良い納品を目指しています。

▼ 「オシゴトTips」より Tips画像:選ばれる提案について

”お客さまに一番近い人”のような気持ちで考える

「お客様にとって一番近い存在」であるように心がけています。実は、お客様からは私を信頼して、依頼以外のご相談をいただくこともよくあるんです。最終的に行動に移されるのはお客様ですが、少しの後押しをできるような存在であれたらいいなと思いながら、提案を考えています。

ココナラでの販売で、苦労されたことについて教えてください

一人での対応には限界がある

苦労というよりも、個人的な課題としては「一人で対応しているので、受注件数が限られる」ことでしょうか。 お気に入り登録していただいても、忙しくてお礼DMができなかった時や、受付停止にせざるを得なかった時もあり、受注のためのアクションを取れなかったことは少なくありません。

ココナラを始めて良かったことは、何かありますか?

違いを認め、尊重できるように…

”違いを認める、尊重する”ということが、以前よりはできるようになった気がします。

人間として基本的なことですが、私自身、視野が狭くなってそのような考えができない時期がありました。なので、ココナラを通じてさまざまな価値観・本気で生きる方々に短い時間でも触れることができたのは、私にとって財産となっていますね。

また、リピートでご相談いただいたり、良い変化(就職できた、サービスや商品が売れた、意識が変わった)の報告を頂戴できた時は、嬉しくてお祝いのごちそうを食べたりします。^^;

ココナラでの活動を続けられている理由は、どんなところでしょうか?

ホッとできる場所、それがココナラの魅力

cheeser_cafe

初期の頃は、”ココナラでしか繋がれないお客様とまたお話するため”に出品していました。最近になって感じるのは、「ココナラを通じてやり取りすると、心と心のつながりができるようで、ホッとする場所だから」というのが大きいですね。

今はチャットワークなどの外部サービスや、利用しやすい決済サービスも沢山ある時代ですが、ココナラという場があって、UIのデザイン、丁寧・迅速なサポートがあって、そこに私もお客様もいて…そういう条件が揃うからこそ、できる仕事・見られるものがあると思って、活動を続けています。

ココナラを始めたばかりの方や、これから出品される方へ

あなただけの”ココナラStyleづくり”

独自性のあるサービスを創るというのは、すごく難しいことだと思います。まずは気になるサービスを購入してみて、お客様の目線でシステムの使い勝手や、対応面で注意するといいポイントを見つけるのも良いかもしれません。

誰かのマネをするというのではなく、”自らがお客様になる”という体験の中から、”あなたなりのココナラStyle”を創っていくという方法、オススメです。(^o^)v

想いを同じくする誰かと出逢う場所

これは偶然なのか、必然なのか分かりませんが…自らの強い想いが込められたサービスほど、お客様からも支持される傾向があるような気がしますね。本当にやってみたい、社会に対して提供したいサービスというものを見つけることができれば、想いに賛同してくれる方に出逢うことができると思います!

※この記事の内容はインタビュー当時の状況・情報に基づいています

この記事を書いた人

ココナラ運営スタッフ ココナラ運営スタッフ